ひばりくんのこと

先日、都内に用があったので・・・
ついでに九段下の「イタリア文化会館」へ。
お目当ては江口寿史さんのイラスト。
日本在住のイタリア人イラストレーターとのコラボ展開催中だったので。

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いつも思う。江口寿史さんの描く女の子は、力強い。
媚がない。性的な媚びが一切ない。
「ひばりくん」という存在がそうであったように
どの子も「私は性の対象ではない」と、しっかりと言い放っている強さがある。
だから、わたしは江口寿史さんの描く女の子がたまらなく好きだと思っちゃう。
そんな気がする。
「ひばりくん」のことを思うと、胸がきゅんとする。

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この記事へのコメント

2023年11月12日 19:13
以前、NHKで「浦沢直樹の漫勉」という番組をやっていて漫画には顔の正面画が殆どなくて、それは鼻の正面を書くのがとても難しいからだ、と言っていました。鼻の縦のラインを書くとかなりダサイ感じになってしまう。しかし江口寿史は鼻の穴を書くというのを発明し、それをクリアしたとして評価していました。可愛い女の子の正面画で鼻を書くのが難しいという意味です。なるほど! と思いました。考えてみると確かに漫画のキャラクターというのは殆ど斜めを向いていますね。
2023年11月13日 18:26
遠き落日さま

コメントありがとうございます。
あの番組、面白いですよね。好きな漫画家の時はなるべく観るようにしています。
江口寿史さんの「鼻の穴」発明は、画期的だったと言われていますね。言われてみれば確かに!ですね^^